それでは早速紹介していきましょう。
1.短期間で様々な技術を身に着けるのが難しい
焼菓子・生菓子・チョコレート、さらに言えばその内のこの商品。といった具合に配属されたポジションを数年という長期にわたり担当する事が多い職場になっています。
その為どうしても幅広くパティシエとして必要な技術を身に着けるのは難しくなっています。
独立準備ならいいでしょうが、独立希望の人が最初に働く場所としてはしっかりと吟味するのが良いでしょう。
また、より大きなメーカーの工場ともなると機械や出来上がりの状態の見極め・確認といった仕事の比率が多くなってきますのでパティシエの技術とはまた違った方向に進むことになることがあるので仕事内容をしっかりと確認して職場選びをしていただけたらと思います。
2.お客さんとの直接の接点が持てない
SNSで反応を見る事が出来るとは言え直接の接点が一番ない職場であることには変わりがありません。
他の職場でしたら接客するスタッフとの距離が近い所も多いですが、工房・工場になってくると販売場所との物理的な距離もあるので自分が作ったもので笑顔になってもらっているやりがいは感じづらい職場になっています。
パティシエを目指したきっかけや、やりがいによっては続けることが難しくなってしまう人がいることでしょう。
3.仕事が単調になりがち
①とも関連しているのですが、同じポジションをずっと担当することになるのでどうしても日々の仕事内容は単調になりがちです。
同じ作業をたんたんとこなすのが得意な人は問題ありませんが、色々なことに挑戦したい人は、比較的小さい工房を選ぶなどの対応が必要となるでしょう。
また、異物混入などのクレームが入った場合は大量生産がゆえに大規模に対応しなければいけないので気が抜けないのも辛いポイントです。
まとめ
・大量生産する設備故に避けては通れない問題点が多くある
いかがだったでしょうか?
デメリットとまでは言えませんが、他の職場に比べて徹底した衛生管理が求められるのも特徴の一つですので覚えておいて損はないでしょう。
また、一緒に働いていた人の中には閉鎖空間にいる感じがして休憩時間には必ず外に出て息抜きしないと辛いという人も居ました。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
職場選びの参考にしていただけたら幸いです。
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