【パティシエの仕事】 最初の勤務先はどこがいい?

パティシエ

そもそもどんな勤務先がある?

パティシエとして働くといっても勤務先は色々ありますよね?
場所で考えると、「地方」・「都心」・「海外」(実家から通うか、一人暮らしか)とあります。
職場の種類で考えると、「個人店」・「ホテル」・「レストラン」・「工場」・「学校」等があります。
それらの組み合わせだけでも悩むのに、そこから更に勤務先を決めないといけません。
いくらネットで情報が沢山あるといっても「パティシエの情報見つからない!」「どこで働くのがいいの?!」そんなあなたの悩みに答えます。

まずは都心の個人店で働こう!

これは自分の経験からですが、まずは都心の個人店で働くのがいいと思います。
理由としては
1.地方で働いてから都心に行くのは大変!
2.個人店で技術を身に着けよう!
この2点が非常に大きいポイントです。

1.地方で働いてから都心に行くのは大変!
都心と地方では3~5年ほど流行がずれているとも言われています。
もちろん伝統的なお菓子を置き続けたり、シュークリーム等特化した商品の専門店もあるので大きくわけたらという事ではありますが、それくらい差があるといわれています。
それはケーキの値段を見ても分かるのではないでしょうか?
同じくらいの大きさのケーキだと100~200円くらい違ったりしますよね。
それだけ一つのケーキに使える金額が違うのですからお客様が求める品質が違うのは当たり前だと思います。
これを聞いたら、地元で経験積んでから都心に行くことのリスクが少しは分かったのではないでしょうか?
それに都心だとお店も多いから食べ歩きもしやすいですよね。

2.個人店で技術を身に着けよう!
上記の流行の話にも重なるのですが、やっぱり最先端の技法や製造の考えに触れられるのはやっぱり大切です。
もし「この専門店で独立する」といった確かな目標がある人は別ですが、それ以外はわりとふわっとした感じでパティシエの道を歩んでいる人が多いのではないでしょうか?
そうなった時に必要なのはやはり技術力です。
個人店で働くとさまざまなポジションを経験することが多いので、生菓子は作れるけど焼き菓子は作れない。みたいなことも少なくなるので将来の幅が広がるのでお勧めです。

個人店のデメリットは?

私は最初に働く場所は個人店をお勧めしますけど、もちろんデメリットもあります。
それは
1.勤務時間が長く、休みが少ないお店が多い
2.給料が少ない

1.勤務時間が長く、休みが少ないお店が多い
近年パティシエ業界でも働き方改革が進み、労働時間の短縮が行われているお店が増えています。
とはいえ、企業やホテル並みというのはなかなか難しいでしょう

2.給料が少ない
これは個人店で働くうえで避けては通れないのではないでしょうか。
ですが考えてほしいのはその給料はどこから出ているのか?という事です。
それは作った商品が売れて、その代金から払われているわけですよね?
企業では販路が沢山あったり、ホテルでは宴会や宿泊など他の部門での収益もある。
収益を出す仕組みが少ないので、どうしても支払える給料には限界があるんですね。

まとめ

パティシエ人生はこれからもまだまだ続きます。
だからこそ若くて体力があり、吸収力のある最初のうちにしっかり個人店で技術力を身に着けてほしいと思います。
とはいえあくまでこれは私の考えですので、皆さん一人ひとりにあった選択があると思います。
少しでもあなたの参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました